2020-02-07から1日間の記事一覧
いま、ほぼ全ての現代詩に同調圧力が宿っている。詩人の言葉も疑うぜ。中平卓馬が予言したように、コマーシャルに隷属している、文学も、写真も、いま。
臓腑を食ってエメラルドの中に骨の影、今が錯覚であるのなら、詩人の足どりは告白である。
夜間に近づく、バーナーで炙られたペットボトルを、食べたりした話などはなかった話であるけど、なかなか良い計画のように人は捨てられないくらいダメな感じで、僕は寒く、燃えていた。ところで、「最果ての詩人」のようにフレームにファイリングしたところ…
2年ほど前に、井上活魂のインスタレーションを見た。作品に近づくとサザエやカキの残骸のように、バーナーで炙られたペットボトルが転がっていた。活魂は昭和40年生まれだから、僕と同じだ。手紙で感想を書いた。「まるでこれは、平成の貝塚だね。」と。…