2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧
フィルムで撮る事です。すぐに見られないからいい。デジタルで撮ると、ヤバい写真は、消去しろって、モデルが怒る。傑作でもすぐ消せと言う。フィルムなら、まだ現像していないと、言っていれば案外モデルは忘れてしまう。
油絵はとても楽しい。自己流でもいい。絵画教室に行くのもいい。下手でも楽しい。やらないと、絵の深さはわからない。
佐谷画廊で1983年、マックス・ノイマンの絵を見てから、頭から離れたことがなかった。
量のない質はありえない?とか。量は質に転換する?とか。言っていた森山大道である。しかし、今回の展覧会は、「量は質を低下させてしまう」という事を、明らかにしてしまった。
練習は積極的に、創作は消極的に、これ基本的なメンタル技術。デッサンは個性を追及する事で、タブローは自己消滅に徹する事。これは逆になると、ド素人。優れた絵画は個性を主張しないものである。個性が現れていたら、まず、自己マンだ。
写真家たちの喋るプレゼンテーションは、すべて、屁理屈である。アタマの、足りない連中だね。写真家は盗人稼業。自分の仕事を恥じるべきである。
奥村欣央のコラージュ日記を横尾忠則先生に見せたら「こういう作品はつまらない」と言っていた。