野見山暁治とボク

18歳、ボクは東京芸大の実技試験を、白紙で提出する。こんな馬鹿馬鹿しいことは、やっていられねぇ、なーんて、ボク、生意気なガキだった。ボクの友人たちは、3浪して、結局、芸大をあきらめてしまう。友人たちは野見山暁治に学びたい一心で、3年も時間を無駄遣いした。ボクは東京芸大に白紙を叩きつけて、西新宿の自宅から50メートルと、近くの画廊で、アルバイトを始める。杏美画廊だよ。そして、野見山暁治のアトリエに出入りするようになった。
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